top of page

シルバー男性民主主義という壁に挑戦

更新日:2023年1月28日

私たちの5年後のビジョンはお読みいただけたでしょうか?(「わたしたちの5年後のビジョンについて」について読む


では、今の日本(2022年時点)はどうでしょうか。 日本のこの晴れやかでない現状について、20 代だけで分析すると、一つの偏った民主主義にたどり着きまし た。それは、「シルバー男性民主主義」です。

私たちが、VISION で示したこれら多様な未来を共創するためには、世代を超え、国を超え、性別を超え、 キャリアを超え、多様性が認められた世界である必要があります。

ーーー ーーー ーーー ーーー ーーー ーーー ーーー ーーー ーーー ーーー ーーー ーーーー

SNS で見たいときに必要な情報が得られるにもかかわらず、「1 年目にはこれが必要だ」と、いつまでも 紋切り型で提供される集団研修。「平等」という名のもとに、20 代を均質化させようとしているのでしょうか。

実績と経験ばかりが優先される前例主義。

トップダウンばかりで浸透しない MISSION/VISION/VALUE。

簡単に IT 化できるのに、社内で使えない人が多いからという理由で導入できない職場。

抜本的改革が必要と分かりながらも、会長や株主、管理職から反発を受けるからという理由で何もしない社長。

一番最新ツールを使いこなせる20代が先導しない結果、ITコンサルタントに高いお金を支払って何とか機器を使いこなそうとする社内。 ーーー ーーー ーーー ーーー ーーー ーーー ーーー ーーー ーーー ーーー ーーー ーーーー


このように、私たち 20 代がより生産性高く、創造的に活動するために立ちはだかるものが、今なお企業で決裁権を持つシニア男性です。国会中継では、気持ちよさそうに眠るシニアが映り、私たちの税金でもあるはずが、特に問題視されず看過されています。男女共同参画が叫ばれて久しい日本ですが、これが日本の現実です。 ジェンダーギャップ指数は 120 位。女性管理職比率はわずか 8.9%とダイバーシティには程遠く、結果として社内のやる気のある社員はわずか6%という国際データが出る始末です。

これでは、次なるイノベーションの芽、小さな変革の芽が、偏った価値観の元に殺されてしまいます。 このまま数十年変わらないシルバー男性民主主義の社会と、性別・国籍・年齢・キャリアなど、様々なバックグラウンドを持った人で検討できる 社会、皆さんはどちらの社会で生きていきたいですか?


最後に

本日は、現在見えている課題についてお話しました。


OVER20のメンバーは、20代から60代まで幅広くユニークな人材がチームとなって「次世代成長支援」をテーマに事業に取り組んでいます。


しかし、チームの多くは20代であり、プレ社会人のメンバーも多く含まれています。


次世代のインサイトを解き放つことも、わたしたちの大きなミッションです。彼らのインサイトが社会に受容された時にこそ、大なり小なりイノベーションが起こり、より良い社会ができていくと信じています。


当社の取り組みや考えに感想や意見がある方は、ぜひ私にメールで教えてください。

このような形で、これからも発信していきますので、興味のある方は、メルマガ登録もお願いします。


・石堂:rika.ishido@over20-company.com



 

石堂里佳 / (株)OVER20&Company. 代表 横浜国立大学卒業後、2018年に「次世代成長支援」を目的とした会社を設立。「次世代をコミュニケーションとつながりでエンパワーメントする」取り組みとして現在3つの事業を展開。法人向け事業では、次世代をエンパワーメントする人材創発人材の養成を請け負い、グローバルコミュニティ・OTでは、ミッションビジョンを持った次世代を29歳まで成長支援する20代限定の成長コミュニティとして運営しています。

Comments


bottom of page