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SPA業界の最前線で『良いものを社会に届ける』チャレンジャー

更新日:2024年12月3日


SPA業界の最前線で仕事をするエニー生田仲新さん
SPA業界の最前線で仕事をするエニー生田仲新さん

『良いものを作りたくて』建築学部に。『良いものを良いと伝えたくて』経済学部に。『良いものを作る組織を残したくて』MBAに。そして今はSPA業界の最前線で『良いものを社会に届ける』ための仕事をしています。興味を持ったことにはとことん。5年前には全く想像していなかった世界で自身のビジョン実現に向けてチャレンジを続けています。


田仲 新 / Tanaka Arata

1999年生まれ。奈良県出身。奈良県立畝傍高等学校を卒業後、立命館大学理工学部建築都市デザイン学科に入学。2年次に同大学経済学部経済学科へ転籍。同学科を卒業後、京都大学大学院経営管理教育部経営管理専攻へ入学。2024年に修了(MBA)。日本証券アナリスト協会検定会員補。令和5年度中小企業診断習得者。



パーソナルビジョンについて

私は元来、明確なキャリアビジョンがあるタイプではありません。その中で色々なことにチャレンジしてこられたのは、関わっていただいた方々とのコミュニケーションを通じて、選択肢を言語化することができたからだと考えており、皆様には本当に感謝しております。


このような背景もあり、私は関わる人や組織と一緒になって新しい選択肢を生み出せるような人間になることを(キャリアビジョンと比較した)パーソナルなビジョンとして掲げています。一つ一つの関わりは小さなものかもしれませんが、このようなつながりはいつか大きなものを生み出すと確信しています。



キャリアビジョンについて

小売・流通領域における専門性と経営・マネジメントに対する幅広い知見を有する人材として、中小企業の課題解決を実現させる』私は果樹園に生まれ、小売・流通の現場を肌で感じながら育ってきました。その影響か、興味を持った仕事や主導してきたプロジェクトはそのほとんどが小売・流通に関連するものでした。この興味の対象は今も変わっていません。中小企業の課題解決を掲げるようになったのは大学院時代の経験からです。


中小企業というワードはかなり抽象度が高いですが、大企業ではない企業のうち、「良いもの」を作っている、または伝統産業の中核を担っているが単体での課題解決が困難な主体、地域経済において重要な役割を担っているがその持続可能性に懸念が生じている主体などをイメージして用いています。当時は人的資源管理領域からのアプローチでしたが、中小企業経営に関わらせていただく中でそこで働く人たちの熱意や思いに触れ、彼らと一緒に仕事がしたいと考えるようになりました。


このような背景から、小売・流通領域を軸に中小企業で課題解決を実現させることをキャリアビジョンに掲げています。


エニーについて

理由は2つで、①エニーを通じて自己理解が深まると考えたから、②エニーというシステム自体に興味があったからです。エニーのお誘いをいただいたのは大学院に進学して約1年が経ったときで「結局、何がやりたいのか」とキャリアに悩んでいるときでした。


大学院はMBA課程という性質上、30代以上の管理職候補やアントレプレナーシップに溢れる人材が大半を占め、非常に刺激的な環境であった一方で自らのアイデンティティの揺らぎを感じることも珍しくありませんでした。そこでエニーに参加することで、ビジョナリーな同世代とのコミュニケーションやメンタリングを通じて、キャリアに立ち込める霧が少しでも晴れるのではないかという期待がありました。


また、私の大学院時代の専門領域は組織行動論と人的資源管理論で特に「キャリア自律」がもたらす組織行動の変容についての研究に注力しておりました。エニーの取り組みはまさに個人のキャリア自律に焦点を当てたものであり、20代をターゲットに社会に実装されたこのシステムに強い興味がありました。


SEARCH MYSELFへの参加について

一番の成長は、「〜しなければならない」というmust思考への気づきです。


私は自己客観視や言語化が比較的得意な人間です。これらは他者とのコミュニケーションでは概ねポジティブに作用しますが、自己とのコミュニケーションではネガティブに作用することがあります。いわゆる、「考えすぎ」です。以前の私は過去に立てた目標や過去の経験に縛られすぎてしまい、「今はこうすべき、こうした方がよい」という思考が支配的でした。この結果、選択肢や可能性を思考段階で排除してしまうことがよくありました。


サーチマイセルフでは、同世代とのコミュニケーションやメンタリングを通じて、私自身が排除した選択肢や可能性と向き合うことができました。特にメンタリングでは、発した言葉からその意味や背景を考える機会をいただき、must思考に支配されている自分に気づくことができました。

無論、サーチマイセルフに参加したからといって、何かが非連続的に変化することはありませんが、私自身の癖に目を向けるきっかけとなったこの機会は非常に貴重でした。


どんなエニー生やエニーメイトとつながりたいか

全く異なる興味・専門性を持っている方、チャレンジを続けている方と出会いたいです。


社会人になって約半年が経ちました。現在と大学・大学院時代を比べると、業種・職種の影響も大きいですが、興味・専門性が異なる人と出会う機会がめっきりと減りました。私はこのことに強い危機感を持っています。仕事・プライベートのいずれにおいても属性の異なる方との関わり・コミュニケーションは自己の成長に不可欠です。


また、サラリーマンには行動の強化体系として給与や昇進、昇格が用意されていますが、これらの力は絶大で、ともすれば現状に甘んじさせる毒を帯びています。チャレンジを続けている方とのコミュニケーションは自己のビジョンに立ち返るきっかけとなるとともに新たな一歩を踏み出すエネルギーとなっています。


私自身、興味のあることには真っ直ぐ、そして専門性を高めつつ、チャレンジし続けるビジネスパーソンとして、双方向でエニーに参加されている方と繋がっていきたいです。

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