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ハーモニープラス社との長期プロジェクトに参画された三田さんの振返りインタビューを公開しました

更新日:20 時間前

三田琳太郎

北海道大学大学院法学研究科修士2年生。研究領域はヨーロッパ政治史で、ドイツの政党を研究している。早期卒業制度を活用し、修士号を学士から合わせて5年で取得する制度を活用中。4月からは東京にある日系大手の戦略子会社に就職を予定している。


インタビュアー:当プロジェクトのプロジェクトエニー運営責任者:糸井達哉

 

<三田さんが参画したプロジェクト概要について>

ハーモニープラス株式会社が主催するプロジェクト。学修成果MOEのさらなる価値向上に向け、大学生が主体となり、学生目線でのサービス開発を行うもので、三田さんを含めて4名のエニー生が当プロジェクトに参画。三田さんは北海道在住のため、オンラインでの参加が中心となりました。


プロジェクト詳細:https://www.project-any.com/project-hp



当プロジェクト内で、エニー生に求められた役割は何でしたか

ハーモニープラスが提供する「学修成果MOE」に対して、学生の視点から学生に活用される機能、ならびにユーザーインターフェースの提案を任されていました。

 

当プロジェクトが成功したポイントはありますか

一次情報を積極的に取りに行ったことだと思います。

プロジェクトに参画していた私達自身もターゲットとなる大学生なので、この機能にはニーズがありそうだ、という感覚はあり、一定のフィルタリングはスムーズに行えました。一方で、さらに情報を精査する際には、より多くの声を集めるために実地調査でインタビューをしたりSNSを活用したアンケート回収をするなど、一次情報を取りに行くことを重視しました。プロジェクトが発足してからは、ほぼ毎週何かしらのリサーチが行われているような状態でした。

企画・案だしをしているのがエニー生ということもあり、意識が高い人の集まりなので、より一般的な大学生の視点との乖離が発生する懸念があったので、一次情報でどのような結果が出るのかは重要でした。実際に担当者の方にもその点を評価いただけたので、良かったです。

 

一次情報の結果はどうでしたか

必要だと思っていた機能が不人気だったり、意外な結果もあったのでやはり大事な工程だと実感できました。



ありがとうございます。次に三田さん個人の成長や感想についてもお伺いします。

まず、約二ヶ月半のプロジェクトでしたが、振り返ってみての感想をお聞かせください。

私自身、思考することが好きなので、少し理屈臭いところもあるのですが、感性が異なる東京の学生と、それぞれの強みを生かしたシナジーを生みだしアウトプットを出す経験ができたことが良かったです。また、東京にいる大学生とこうして新たな繋がりが持てたことも、個人的には嬉しかったです。

 

感性が異なるメンバーと最終的なアウトプットを出す中でどのような工夫をしましたか。

自分が正しいと思っていることでも、メンバーの意見を柔軟に取り入れて変化・昇華させたことです。プロジェクト期間がタイトな中ではありましたが、フットワーク軽く行動できるメンバーが多くいたため、「とりあえずやってみよう!」というスタンスを多く取り入れる中で、お互いの良い部分を発揮しながらプロジェクトを推進することを意識しました。

 

当プロジェクトに参加することによって得られた学びはありますか。

それぞれ考えていることが違う中で、一つプロダクトを作る流れを経験できたことが良かったです。

ハーモニープラスが作りたいものを、潜在ニーズを汲み取り顕在化し、形にしていく作業が難しくもあり、すごく貴重な経験になりました。私たちとしても、各メンバーの中にもこういうものがいいのではないか、みたいなものはあるけれど、実際に形にしてみると思ったものと異なっていたり、学生アンケートの結果が想定外だったりと、良い経験ができました。

 

参加しているエニー生が個性的だということですが、それゆえの難しかったポイントはありますか。

一人一人がしっかりと意見を持っているので、議論がまとまりづらい状況がありました。ただ、忙しい中でも熱量高くコミットメントできるメンバーだったので、しっかりとディスカッションをしながら納得いくまで話し合いを重ねることで解決していきました。

 

確かに、心理的安全性が高いチームでしたね。

はい。そうだと思います。



三田さんと私の間で実施した1on1でもお伝えした内容ではありますが、知識レベルや専門領域が異なるメンバーが集まっているので、マーケティングの考え方として、三田さんは定石としてこう進めたい、一方であるメンバーはまずはアンケートを取りに行こう、という対立構造も見られましたが、この議論はどうとらえていましたか

こうすればうまくいくだろう、というものと、実際にやってみてうまくいくかは別の話であり、みんながやりたいように進めることでうまくいくこともあると考えているので、自分がどうこうみたいなことは特にはなく、課題として捉えていなかったです。

 

ありがとうございます。では最後に、エニーの長期プロジェクトに参画して成長できる人はどんな人だと思いますか

一般的なインターンであれば、それこそ「ガクチカ」目的であったり、お金そのものが目的だったりすることが多くて、タスクを振ってもやってくれないとか、チャットのレスがめちゃくちゃ遅くて24時間、48時間ぐらい返ってこないみたいなこともあると思います。

ただエニーのプロジェクトはそうではなく、得たい経験が明確な熱量が高い人が集まっているので、そういう人であれば楽しんで成長できると思います。

 

ありがとうございました。

 

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