浅野靖崇/Asano Yasutaka
PROJECT any67期
情報系専門職大学3年生。eスポーツチームの運営に携わり、ゲーム関連イベントやプログラミング教室を墨田区と連携して実施。
起業を志してiUに進学
ーiU(情報系専門職大学)とは、どのような大学なのでしょうか
就職率0%を目指す実践的な大学で、行動的な学生ややりたいことが明確な学生が多いことが特徴です。
一般的な大学との違いとしては、大学3年時に4か月間、企業に行って毎日働く機会があります。フルタイムで働く中でビジネスモデルを学んだりシステムの経験を詰める貴重な機会になっています。また、大手外資IT企業の元経営陣によるゼミなど、有名企業で実績のある方を客員教授に招いた実践的なゼミが多く存在しているのが特徴的です。
ー2期生としてiUに入学した理由を教えてください
私自身、大学に行く理由があまりわかっていませんでしたが、将来的に経営や起業することには関心があったので、経営に特化した学びが得られると知り、入学を決めました。
入学してみると、実際に周囲に起業している学生は多く、起業していなくともプロジェクトに参画している学生は非常に多いように思います。
学園祭のレベルも高くて、会社運営をしているような人がたくさんいるので、グラフィックのレベルが高かったり、きちんと黒字化していたり、支払いにPOSシステムを採用して学園祭なのにクレジットカードが使えたり、進んでいると思います(笑)。
将来のキャリアについて考える中で、知人に紹介で参加を決意
ーPROJECT anyへの参加理由と感想を教えてください
きっかけは、iUの先輩であり、エニー生でもある方からの紹介でした。紹介を受けたタイミングは、まさに将来のキャリアや就活に悩んでいたタイミングだったので参加を決意しました。ほかの有料のコーチングサービスも活用していた中で、他のサービスも活用してみたいと思っていた中での紹介だったため、すぐに決断しました。
ー受講してみての感想を教えてください
「MENTOR WORKOUT」はかなり面白くて、これまで使っていない脳みそが刺激されるのを感じました。私は客観視が苦手なのですが、強制的にそれをやらせてくれるような空間で、MENTOR WORKOUTを通じてメタ認知ができるようになったと同時に、自分軸もはっきりしたので生きやすくなりました。
ーほかのコーチングと異なる特徴的なところはありますか
特徴的なところは、自分が伝えたことを復唱して問い直してくれるところです。SEARCH MYSELFでは、MENTOR WORKOUTを3回受講できるのですが、3回を経てその人の特徴や傾向を共有してくれるので、自分が得意な部分と苦手な部分を再考することができます。MENTOR WORKOUTでは、自分の話でも、赤の他人になった気持ちで自分自身を振り返ることができました。
自分の言葉で、感情的な部分まで共有できるエニー生
ー「MENTOR WORKOUT」を3回受講した後に参加できる「DIVERSITY DISUCUSSION」はいかがでしたか
「みんな、めっちゃ話すじゃん!」って思いました(笑)。
私は事実ベースでしか話せないので、「自分はこう感じました、だからこうします。あなたはどうしますか?」という感情ベースで会話をしたことがなかったので、最初はどう話したらよいかわかりませんでした。PROJECT anyには、それがきちんとできて、言語化能力が高い人たちが集まっているので、「エニー、良い意味でやばいな」という印象です。
ーiUとかは活動的な学生も多いので、そういった方が多い印象ですが、そことも違うのでしょうか
少し違います。エニー生は、しっかり自分を見ている人が多い印象です。自分のやりたいことがある一方で、客観視もできている印象です。iU生にも、そうした方はもちろんいますが、iU生のみならず多くの方はオモテ面を作っている人が多いように受け取っています。
特にiU生は起業家に憧れている人が多いので、起業家の思考が自分の思考に混ざって、素の自分で話せているのかな?と感じることが多々あります。それらしい言葉を使っている人が多くて、素の感情的な部分まで見ることができないイメージです。エニー生は、そういうインフルエンサーなどの発言に影響されておらず、自分を持っている印象です。
ー「SEARCH MYSELF」受講後も、「MENTOR WORKOUT」をサブスクリプションを活用してご利用いただいていますが、どのように活用していますか
月に1~2回の頻度で使用しています。
忙しくて悩みが増えて消化できなくなったときにMENTOR WORKOUTで整理を一緒にすることが多いです。具体的に相談したいことがあるわけではないのですが、いざ始まって考えると、心の奥底の部分、人には言いづらいことや悩みも話せることが多く、整理されることが多いです。
―一人で考えることとの違いはありますか
自分の思考の癖に気づくことができるので、一人で思考する時間とは異なります。
一度、私自身の自責思考が弱いことについて相談したことがありました。どうやったら自責思考になれるのかをテーマに活用していたのですが、その時に言われたのが、そもそも自責・他責は本当に大事なのか問われたことがありました。自責思考は善だという前提に話をしていたので、そうした自分の中の前提に焦点が当てられて異なる角度から思考できる機会は貴重だと思います。
感情が(わから)ない現代人
―アメリカでは、ハイパフォーマーほどマイ・メンターを持つ傾向があります。MENTOR WORKOUTはそれをモデルにしているので、浅野君のようにふらっと訪れて思考を整理して帰る活用方法は非常に良い活用方法だと思います。
ふらっと来ましたよ、くらいの使い方が増えたら、確かに楽になる人は結構増えると思います。私の周りでも、自分の感情がわかっていない人が多いので、それを引き出して整理を一緒できるのはニーズがあると思います。
―PROJECT any、どんな人に使ってほしいですか?
何者かになりたい、頑張りたいと思っているけど、自分の言葉で話せていない人です。
プロジェクトを推進するときは、人に助けられたり、人を巻き込んだりしながら進んでいくものだと思うのですが、その時に自分の言葉で話せないと、出来ることが限られてしまうし、巻き込める者も少なくなってしまいます。私の周りでも、一人で突っ走って失敗する人を多く見てきました。みんなで協力して、EQを高めていきたい人にはお勧めです。自分の言葉で表現できて、周囲を巻き込める人は最強ですよね。
エニーメイトへのお礼メッセージ
ーー最後に、浅野君をスポンサードした「第一三共株式会社」様をはじめとしたPROJECT anyを共創するエニーメイトへお礼メッセージをお願いします。
PROJECT anyのSEARCH MYSELF~EQトレーニング~を受講する前は、エネルギーがあっても自分のやりたいことや感情がなく分散していたのですが、今はやりたいことにエネルギーを注げるので、生きやすくなりました。
これまでは動いていてもこれで合っているのかわからない状態でしたが、やりたいことを見つけて、「これをやろう!」って覚悟がきちんとできたので、人生が好転しました。
このような機会をいただけたことに感謝しています。
―エニーが広がった世界ってどんな世界だと思いますか?
人間観察が楽しくなる世界線ですかね(笑)。
以前イベントに参加した時に感じたのは、自己開示する人が多い、ということです。ほかのイベントだと、「ただの大学生です」って人が多い中で、自分はこういうことをやっています、ということをきちんと伝えてくれる人が多いので嬉しかったです。自己開示していただける分、人間観察が捗ります(笑)。
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